EP.14 VRでライティングショー体験

電音エンジニアリング(ホテル常駐スタッフ)

一年に一度の大規模なウェディングフェアの開催に向けて、ライティングショーの演出を考えています。

お客様に対して、実際の会場以外でリアルにショーを体験してもらえる方法はありませんか?

ウェディングフェア自体は毎月開催されていますが、今回は年に一度の大規模なフェア。
当然ながら来場者数も多くなるため、この日ばかりはいつも以上に気合いが入ります。

例年、商品紹介は弊社オリジナルのライティングショーを、実際の披露宴が行われる会場で、その迫力と共に生で体験して頂いています。

しかし今回は会場の都合がつかずに困っているとのこと。

実は今回の依頼主は、フェアが行われるホテルの弊社常駐スタッフからのもの。

依頼先は、映像コンテンツの制作を専門としている部署です。

そこで専門部署から提案があったのが、VR(バーチャルリアリティ)を使ってライティングショーを体験!というもの。
ちょうど機材も揃っているタイミングでした。

そうと決まれば、早速準備開始!!

 

VR映像は、360度すべての空間の映像が必要となるため、360度撮影可能な特殊カメラで撮影します。

ライティングショーを撮影するうえでホテル側との調整役は常駐スタッフが、特殊撮影・映像編集は専門部署が、と弊社ならではの連携プレイを発揮できた結果に!

 

そうした事前準備を経て迎えたフェア当日…。

VR体験の専用ブースを設けたことで、フェアにご参加されたお客様も「VR」に興味津々!

そんなお客様の動きや驚きの声をきっかけに、行列が出来る時間もありました。

 

例年は、宴会場の中で実際にライティングショーを見て頂くことで商品の紹介をしています。そのため、一度に複数組の対応が可能です。

それに比べ、一般家庭にはまだまだ浸透していないVRは、使い方等の事前説明が必要。そのためスタッフが1組ずつに専属でつくことになります。

つまり、対応できるお客様の数が限られてしまうのです。しかし、こうして1組1組のお客様とじっくりお話をする機会を増やすことに繋がり、結果としてライティングショーの受注数を昨年よりも増やすことができました!